大使館の縁故採用

日本にある各国大使館が求人を行う時には、公式サイト上でアナウンスしたり、Japan Timesに求人広告を掲載するというように、広く一般的に採用情報を公開するのが普通ですが、同事に人づてで探すことも少なくありません

 

大使館の職員や彼らの友人・知人に『誰がいい人がいない?』と声をかけて、知り合いを紹介してもらうといったことです。実際に大使館で働いている人に話を聞くと、こういったケースも少なくないらしく、関係がある人間からの紹介ということで、むしろ信頼され採用される確率は高くなるそうです。

 

大使館の縁故採用

 

聞こえようによっては、縁故採用のような感じですが、雇う側からしても安心です。特に日本と馴染みが薄い国(たとえば、アフリカや中南米の国など)の場合、一般募集よりも適正が高い人がみつかる可能性があります。

 

逆に言えば、大使館で働いている人とのつながりを持っていれば、求人が発生した時に声をかけられやすいということになるので、仕事を得たいのであれば、こういったコネを作っておくこともプラスです。

 

大使館のイベントに顔を出す

 

コネを作るには、一にも二にも大使館のスタッフと接触する機会を作ることです。一番手っ取り早いのが、大使館が主催するイベントに参加することです。

 

どこの国でも、文化や特産品を紹介するためのイベントを行っているので、そういったところに足を運んで、積極的に話しかけてみることです。何度か参加すれば、顔を覚えてもらえます。

 

もしかしたら、職員ではない人がイベントスタッフとして参加しているかもしれませんが、その人が大使館と関係があるのは間違いないので、その人つながりで接点を持つことが出来ます。

 

その国の人と仲良くする

 

ドイツならドイツ人、フランスならフランス人というふうに、働きたい国の人と仲良くなるのも良い方法です。外国人のコミュニティは狭くて深いので、そういったとこから大使館につながる可能性は少なくありません。

 

ただし、アメリカやイギリスといった日本に滞在している人が多い国だと、そのなかでも分かれるので、どういった人達と知り合うのかというのが大切です。付き合う層を間違えると、大使館まで結びつきません。

 

出来れば、知的レベルの高い出来る人達と接点を持つほうがいいです。

 

ただし、アフリカや中東といった滞在者数が少ない国であれば、こういったことを考えるまでもなく、その国の人と知り合えば、簡単につながると思います。

 

転職会社やハローワークと接触しておく

 

あとは、ベタなやりかたですが、仕事を斡旋してくれるところとつながっておくことです。大使館関連の求人は転職会社やハローワークでも公開されていることがあるので、一度登録して、希望を伝えておけば、新しい求人が発生した時に、すぐに教えてもらえます。

 

これも確実なやりかたの一つです。